太田 全斎∥オオタ ゼンサイ  福山藩士(文学教授 ・ 側用人 ・ 勝手掛 ・ 年寄格) ・ 国学者


〔生没年〕 宝暦9年(1759)~文政12年(1829)6月16日 〔享年〕71

〔活動地〕 備後福山 : 広島県福山市




〔名〕勝明・方 〔称〕八郎 〔字〕叔亀


【 解説 】


 父である藤蔵は福山藩御旗奉行格を務め、方も福山藩士として藩に出仕した。また藩の文学教授となり、その他側用人・勝手掛・年寄格といった要職を歴任した。
 漢学者でありながら音韻学にも精通。著書には木活字による『韓非子翼毳』(21巻)、『呂氏春秋折諸』(10巻)、『墨子考要』(4巻)などがあり、音韻学の著としては『漢呉音図』(3巻)があり、また当時の俗語を広く収集した『俚言集覧』もある。

(参照:国史大辞典. 第2巻、 国学者伝記集成. 第2巻. 続編)


【 年譜 】


宝暦9(1759)出生。
天明3(1783)【成立】韓非子翼毳《かんぴしよくぜい》
寛政3(1791)【成立】方九之図《ほうきゅうのず》
寛政9(1797)【成立】契利斯督記《きりすとき》
寛政9(1797)【成立】諺苑《げんえん》
文化12(1815)【成立】漢呉音図《かんごおんず》



【 出典 】



 〔関連文献〕

隨筆からすかご / 關根正直著. -- 六合館,1927


 〔事典・伝記〕

日本人名大事典. 第1巻. -- 平凡社, 1979
国史大辞典. 第2巻 / 国史大辞典編集委員会. -- 吉川弘文館, 1980


( 和学者総覧:2392、 国学者伝記集成. 第2巻. 続編)