落合 直亮‖オチアイ ナオアキ  駒木野関所関守 ・ 国幣大社浅間神社宮司 ・ 国学者


〔生没年〕 文政10年(1827)〜明治27年(1894)12月11日 〔享年〕68

〔生国・住国〕 武蔵多摩郡駒木野 : 東京都八王子市裏高尾町



〔学統〕 菅野得斎・遠山雲如・山内嘉六・堀秀成・富樫広蔭

〔名〕変名:水原二郎 〔称〕源一郎


【 解説 】


 武蔵国多摩郡駒木野村(東京都八王子市裏高尾町)に、父落合俊雄、母たきの長男として生まれる。家は累代駒木野関所の関守。慶応3年正月に生家を脱籍し、益満休之助・相楽総三・藤本鉄石らと尊王攘夷運動を行う。幕軍による薩摩藩邸焼打ち後、京都で活動。維新後は、明治6年国幣中社志波彦神社宮司兼大講義、仙台市神道中教院統督、明治11年伊勢神宮禰宜、明治26年12月国幣大社浅間神社宮司等を歴任した。従五位。
 幼少より漢籍を菅野得斎・遠山雲如に学び、国学を叔父にあたる山内嘉六に学ぶ。国学は後に堀秀成について学び、さらにその旨に通じた。嘉永6年黒船浦賀来航に騒然たりしとき、慨然志を起こして奔走し尊王攘夷の義を唱え有志を糾合する。また『尊攘論』『明道論』『正名断』『本末論』『国体原論』を草して有志に頒布し、その士気を激励した。維新後、神宮教職員として教院を仙台に起こし、子弟を薫陶する。明治9年東北御巡幸に際し、途上謁を賜い和歌を聖覧に供えた。

(参照:神道人名辞典、 国史大辞典. 第2巻、 明治維新人名辞典、 国学者伝記集成. 続編)


【 年譜 】


文政10(1827)出生。



【 出典 】



 〔関連文献〕

伊那尊王思想史 / 市村咸人. -- 国書刊行会, 1973
近代短歌史. 明治篇 / 小泉苳三. -- 白揚社, 1955
日本人物大年表(國學院雑誌第3巻第1号)


 〔事典・伝記〕

神道大辞典. -- 臨川書店, 1981
日本人名大事典. 第1巻. -- 平凡社, 1979
贈位諸賢傳. 上巻 / 田尻佐編. -- 増補版. -- 近藤出版社, 1975
信濃人物志 / 佐藤寅太郎. -- 文正社, 1922
明治維新人名辞典 / 日本歴史学会. -- 吉川弘文館, 1981
近代短歌史. 明治篇 / 小泉苳三. -- 白揚社, 1955
書画目録
仙台人名大辞書 / 菊田定郷. -- 続「仙台人名辞書」刊行会, 1981
宮城県百科事典 / 河北新報社宮城県百科事典編集本部. -- 河北新報社, 1982
多摩の人物史. -- 武蔵野郷土史刊行会, 1977


 〔地方自治体史誌〕

宮城県史. 第14 / 宮城県史編纂委員会. -- 宮城県史刊行会, 1958

( 和学者総覧:2633、 国学者伝記集成. 続編 )