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ホーム >> COEプログラム事業の遂行と成果について >> b. 研究会 >> グループ1「基層文化としての神道・日本文化の研究」
第6回「神観念形成」研究会 
公開日: 2004/7/8
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第6回 COE「神観念形成」研究会報告
日 時 平成16年2月10日(火)午後6時から
場 所 常磐松2号館3階第2会議室
参加者 野村純一(COE事業推進担当者)、辰巳正明(COE事業推進担当者)、青木周平(COE事業推進担当者)、城崎陽子(COE研究員)、長野隆之(COE奨励研究員)、大堀英二(本学大学院生)他

報告内容および報告者
「竹富島種子取祭について」
國學院大學大学院博士課程後期 大堀 英二
國學院大學大学院博士課程後期・COE奨励研究員 長野 隆之
(発表順)           
COE第汽哀襦璽廖峇霑慂顕修箸靴討凌斉察ζ本文化の研究」における研究課題「日本における神観念形成とその比較文化論的研究」では、日本人の神観念に関する調査研究の一環として沖縄竹富島の「種子取祭」行事の調査を平成15年11月11から17日にかけて行った。本調査は、同年8月末から9月初めに行った調査と密接に関わるものであり、奄美・南琉球の「神観念形成」を考察する一事例として位置づけられる。本研究会では、その調査内容と考察、ならびに今後の研究課題が大堀、長野の二人によって報告された。
 大堀は、「種子取祭」の概要と工程を、映像資料を使って報告した。「種子取祭」の芸能が行われる13日、14日を中心に、個々の家々で行われる「種子播き」や「イイヤチ(祭祀供物)」の儀礼、そして「世乞い」などをも含めた全体的な報告であった。「種子取祭」は、竹富島全体の人々が関わるとても大きな祭りであり、その祭りを通して神観念を探る当初の目的どおり、これら一連の行事を通じて、神を意識する具体的な行為が確認できた。
 長野は、現在の「種子取祭」運営組織について報告した。「種子取祭」という大きな祭祀を毎年連続して行うためには組織の確立も必要となってくる。「種子取祭」では、祭祀を進行するための実務的なことを行う者、奉納芸能を行う者、供物を作る者などの作業分担が決められる。その中で、芸能や供物は信仰を含み持つものであり、夫役と信仰が重なり合って組織が確立していることが確認された。
 この度の調査において、竹富島の儀礼と芸能の関係性が明確となり、また、一連の行事にうかがえる神観念の有り様を明らかにしていくことができた。今後は、行事にうかがえる神観念と行事に携わる個々の人々(ツカサやホンジャー、氏子たち)の神観念が、どのように普遍化されるかが課題として残された。(文責:大堀英二)
 
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