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ホーム >> COEプログラム事業の遂行と成果について >> a. 調査 >> グループ1「基層文化としての神道・日本文化の研究」
中華人民共和国における新石器時代偶像調査 
公開日: 2005/10/31
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中華人民共和国における新石器時代偶像調査
 第汽哀襦璽廖ヾ霑慂顕修箸靴討凌斉察ζ本文化の研究グループ

1.調査地 
 中華人民共和国
 山東省:山東省文物考古研究所・山東大学・済南市博物館・章丘市博物館
 遼寧省:遼寧省文物考古研究所・旅順博物館

2.調査参加者
 吉田恵二(國學院大學教授・事業推進担当者)
 加藤里美(國學院大學日本文化研究所専任講師・事業推進協力者)
 山添奈苗(COE研究員・國學院大學大学院博士課程後期)
 深澤太郎(國學院大學大学院博士課程後期)
 武田芳雅(國學院大學大学院博士課程後期)
 新原佑典(國學院大學大学院博士課程前期)

3.出張期間
 平成17年9月6日〜平成17年9月15日(10日間)9泊10日 

4.調査目的と成果
 本学21世紀COEプログラム基層文化としての神道・日本文化の研究グループは、日本列島における祭祀活動の実態を、東アジア的観点から考古学的に位置づけることを目的としている。本調査では、人や動物の形を象った偶像に焦点を当て、日本列島と周辺地域の比較検討を行なうための資料調査を実施した。調査した中華人民共和国の山東省と遼寧省は、稲作農耕や青銅器の伝来に関って、日本列島における弥生文化の成立を探る上で重要な地域である。
 現地では、中国新石器時代の偶像を中心に、これらを使用した祭祀の基盤となる生業関連遺物についても調査した。山東省では昨年度に引き続き、山東省文物考古研究所で後李文化期から龍山文化期の石製・土製偶像と、石器・土器などの生業関連遺物を実測・写真撮影し、遼寧省では遼寧省文物考古研究所で同様の作業を実施した。加えて、今年度は旅順博物館での調査が許可されたことにより、遼東地域出土館蔵品をも調査することができた。
 2年次に亘る調査の結果、山東・遼西・遼東地域における偶像祭祀の状況を把握するための資料収集がほぼ完了した。また、この日中共同調査を継続している山東省文物考古研究所とは、本年11月に開催する国際シンポジウム『山東新石器時代の墓葬と祭祀』、及びCOEプログラム事業終了後に刊行を予定している日中共同調査報告の編集に関わる協議を行なった。
 なお、調査では山東省文物考古研究所をはじめ、各機関から多大な協力を得たが、特に旅順博物館では、戦後初めての外国人による公式調査として、本学の調査が許可されたことを付記しておきたい。                
(文責:吉田恵二・山添奈苗)

山東省文物考古研究所作業風景 
山東省文物考古研究所

旅順博物館
旅順博物館

 
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