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ホーム >> COEプログラム事業の遂行と成果について >> a. 調査 >> グループ2「神道・日本文化の形成と発展の研究」
奈良県・京都府史料調査 
公開日: 2006/12/4
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1. 調査目的
 「神社と修験道・民俗宗教の研究」(事業推進担当者・宮家準)では、本年度は特に近世の当山派修験関係の史資料に焦点をおいて奈良県・京都府で調査研究を行った。

2. 調査日時
 平成18年8月19日〜22日

3. 調査地
 橿原考古学研究所(奈良県橿原市)、向山遺跡・地福寺(五条市)
 桜本坊・喜蔵院(吉野町)
 醍醐三宝院(京都市)

4. 調査者
 宮家準(事業推進担当者)
 久保康顕(武蔵工業大学非常勤講師)
 森悟朗(研究開発推進センター助手・COE事務局)(8月21・22日参加)
 村麝洋(大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期)(8月19・20日参加)

5. 調査の概要
 橿原考古学研究所の展覧会『大和を掘る24―2005年度発掘調査速報展―』で展示された向山遺跡において、近世の修験墓地が発掘され、遺物が展示された。また大峰山寺境内から燈明器が発掘され、その展示と、それに関する講演(19日)があった。そこで発掘遺物を見学すると共に発掘責任者である田中久夫氏、波多野篤氏らのご案内で現場を調査し、この墓地が当山正大先達衆の金剛山寺・菩提寺に関係した当山派修験のものと推定した。なお金剛山寺は明治政府の神仏分離政策で廃寺となり、その仏像・仏具は地福寺に保管されていたので、それを調査し、神仏分離時の経緯について住職から説明を受けた。
 吉野桜本坊は近世には当山正大先達衆で、峰の拠点として栄え、近世の当山派山伏の法式、同行者の記録、神仏分離の史料が保存されている。そこで桜本坊巽良仁師のご厚意を得て、これらを調査・撮影した。また喜蔵院に関しては、以前2003年に文書調査を行なっているが、その折撮影出来なかった尾張・備後・安芸・周防の檀廻りの記録などを、中井教禅師のご配慮を得て、撮影した。この間、吉野蔵王堂・吉野水分神社などを調査した。
 醍醐三宝院では例年、曝書の期間にあわせて史料の閲覧を許可している。そこでこの期間中の8月21日〜22日に、長瀬福男醍醐寺文化財管理室長にご配慮いただき、末寺の書き上げ、門跡の峰入や神変大菩薩御遠忌の記録、西国山伏の書き上げを調査し、国別の当山派先達の一覧を作成した。

6. 主要調査資史料(詳細な目録は本年度刊行予定の報告書3『近現代の霊山の社寺と修験』にゆずり、各2点をあげる)
 向山遺跡: 墓地から発掘の錫杖・銭貨、旧金剛山寺本尊の法起菩薩(地福地蔵)など
 桜本坊: 当山山伏法式等諸記(天和2年〜享保10年)、修験同行規鑑(延享元年〜天明2年)
 喜蔵院: 尾州知多郡檀中印鑑帳(寛政8年)、備後・安芸・周防檀廻帳(寛政12年)
 醍醐寺: 西国山伏丗ヶ国(寛文4年)、当山正大先達実名(天保2年)

(文責・宮家準)
 
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