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ホーム >> COEプログラム事業の遂行と成果について >> a. 調査 >> グループ1「基層文化としての神道・日本文化の研究」
基層文化としての神道・日本文化の研究グループ(考古学)平成14年度調査概要 
公開日: 2003/6/25
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21COE 基層文化としての神道・日本文化の研究グループ(考古学)
2002年度 調査概要

東アジアにおける狩猟採集社会の文化と縄文文化(縄文班)
2002年12月3〜5日:折茂克哉研究員
 北海道大学文学部北方文化論講座加藤博文助教授を訪問。本学COEロシア極東地方調査実施に向けて、当該地域研究の第一人者である同助教授より近年の研究動向、調査手続きなどについてご教示を得る。

2003年1月16〜23日:小林達雄教授、加藤晋平講師、折茂克哉研究員
 ロシア連邦ウラジオストク市国立極東大学を訪問。同大学クズネツォフ・クルピャンコ両教授と共同学術発掘調査実施に向けた第一回協議を行い、あわせて関連資料の調査収集を行う。

2003年2月14〜22日:小林達雄教授、中村大講師、折茂克哉研究員、伊藤慎二研究協力者
 ロシア連邦ハバロフスク市ハバロフスク地方立郷土誌博物館およびウラジオストク市国立極東大学を訪問。調査対象であるロシア極東地域の旧石器時代後期から新石器時代前半期にかけての諸遺跡から出土した重要基礎資料の調査、およびそれらの諸遺跡の理化学的年代測定を行うための分析試料の収集を行う。こうした調査を通して、当地域の新石器時代の土器に見られる縄文施文技術を確認検討し、当地域の先史文化と日本列島の基層文化としての縄文文化との比較が非常に有効な研究課題である見通しを改めて確認できた。また、国立極東大学では、あわせて共同学術発掘調査実施に向けた第二回協議を行い大筋で合意に至り、細部の協議を行った。その結果、沿海地方ミハイロフスキー地区に所在するオシノフカ遺跡およびゴルバトカ3遺跡を調査予定地とすることが決まった。

2003年3月11〜24日:折茂克哉研究員
 ロシア連邦サンクトペテルブルグ市ロシア科学アカデミー物質文化史研究所およびモスクワ市ロシア科学アカデミー考古学研究所を訪問。ロシア連邦における考古学調査統括機関である両研究所に、極東大学クズネツォフ教授とともに共同調査実施にかんする説明を行い、具体的な調査申請手続きを行う。また、両研究所に保管されている重要記録資料の調査を行い、共同学術発掘調査を予定している関連諸遺跡に関する未公表資料を含む資料の複写を行い、今後の調査を進める上で不可欠な情報を得ることができた。


発生期の農耕文化にみる祭祀・儀礼(弥生班)
2002年11月9〜16日:吉田恵二教授、加藤晋平講師、岩崎厚志助手
ヴェトナム社会主義共和国ハノイ市国立考古学院にてNguyen Kim Dzung氏(研究員)、Ha Van Phung氏(副所長) Tong Trung Tin氏(副所長)と会見し、ヴェトナムにおいて考古学の中心として機能する考古学院との協議を通して、本プロジェクトへの全面的協力の約束を得ることができた。第1に平成15年度に計画している国際シンポジウムのテーマに即した具体的研究者の推薦と研究者派遺についての承諾、第2に稲作文化の比較研究についての現地資料(報告書)の提供と、収蔵資料の実見(実測・撮影)の許可(今後計画される訪問の際も含める)である。なお、現地の発掘調査を共同で行ってもよいとの打診を受けたが、今後の検討課題とした。

2002年12月23〜30日:吉田恵二教授、岩崎厚志助手、加藤里美研究員
中華人民共和国河南省鄭州市河南省文物考古研究所を訪問し、孫新民氏(所長)、秦文生氏(副所長)、潘偉斌氏(研究員)、袁広闊氏(副研究員)と会見し協議を行った。
山東大学を訪問し欒豊実氏(教授)、方輝氏(教授)蔡鳳書氏(元教授)らと会見。山東大学は精力的に省内の遺跡の発掘調査、研究活動を実施しており、その成果と実績は本プロジェクトとの関連性が非常に強く、山東大学の協力を得ることは今後の研究推進の上で不可欠である。協議の結果、当方の研究目的を理解し、今後の研究協力について快諾を得た。さらに、山東省文物考古研究所を訪問し李傅榮氏(所長)、読佩華氏(副所長)、劉延常氏(副研究員)および趙輝氏(北京大学教授)らと会見。本研究所は山東省における発掘調査を古くから手掛けてきている中心的機関で、過去の調査において得られた収蔵資料は膨大であり、本研究の推進には協力が欠かせないが、今後の協力について快諾を得た。

2003年2月23日〜3月4日:藤本強教授、吉田恵二教授、岩崎厚志助手、加藤里美研究員
 中華人民共和国香港特別行政区、香港中文大学を訪問し、中国南方からヴェトナムまでの新石器時代研究に造詣の深い?聡氏と会見。協議の結果、今後の研究協力について快諾を得た。さらに大学所蔵の資料の観察を通して貴重な情報を得ることができた。
 広東省文物考古研究所を訪問し、李岩所長と会見。当方の研究目的を伝え、協議の結果研究協力および若手研究者育成協力の快諾を得た。また、広東省文物考古研究所所蔵の石峡遺跡出土遺物を観察する機会を得て、広東省の新石器時代の様相を捉えることができた。
 湖南省文物考古研究所所長袁家栄氏が会議中とのことで、新石器文化研究を担当する尹検順氏と協議を行った。当方の研究目的などを伝え、夜会見した袁所長から研究協力への快諾を得た。湖南省では中国最古のコメが出土しており、当該地域の新石器文化研究は当方の研究推進にとって不可欠であることから、湖南省文物考古研究所の協力を得られることはこの上ない好機である。また、研究所内の資料を観察することができた。
 浙江省文物考古研究所訪問。曹錦炎所長との協議の結果、研究協力について快諾を得た。特に河姆渡遺跡とその周辺における現地調査・出土遺物調査では、稲作文化に伴う儀器類を直接観察検討することができ、日本の弥生時代の精神文化を探る上で大変重要な比較資料を得ることができた。

2003年3月2〜10日:小林達雄教授、杉山林継教授、大学院博士課程大学院生(高慶秀、片山祐介、内田宏美、高野晶文)
大韓民国慶尚南道地方の関係研究機関および関連諸遺跡の現地調査・所蔵遺物調査を行った。日本列島に最も近接する朝鮮半島東南部の洛東江流域及びその周辺は、先史時代以来永く日本列島と関係しており、当該地域は今回の21COE研究の主題のひとつである日本の基層文化形成過程を考える上で大変重要な地域である。この調査旅行では、当該地域の専門的調査研究に携わっている主要大学・博物館等の研究機関とその研究者を訪問し、最新の調査研究状況について把握するとともに、今後の研究協力・研究交流の拡大について協議をはかった。とりわけ、釜山大学校申敬徹教授をはじめ、慶北大学校朴天秀教授、国立大邱博物館金正完館長、釜山大学校博物館長鄭澄元教授、釜山広域市立博物館河仁秀研究員らとは研究状況について詳細に意見交換をし、今後の研究協力についても積極的なご理解が得られた。
(文責 伊藤慎二)

 
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